①緊張型頭痛
一般的に頭痛といえば筋緊張性頭痛や緊張型頭痛になります。
原因として身体的精神的な負担によりストレスが溜まり発症するケースが多いです。
特徴として、首の筋肉が硬くなりその周囲の血管が収縮することにより頭痛は発生するとされています。
そのため筋緊張性頭痛と呼ばれます。
発生期間は1ヶ月に1日未満から15日以上の方まで様々であり肩の首の筋肉の緊張が強いのが特徴です。
②偏頭痛
頭痛は一時的に局所の脳の血流量が低下しその後一気に血管が拡張することにより発生すると言われています原因ははっきり解明されていませんがストレス、人混み、飲酒、女性ホルモンの変化が原因とされています。
痛みの特徴としては、「ズキンズキン」という波を打ったような頭痛が特徴です。
発症頻度は1ヶ月に1回から2回程度、発症期間は3時間から3日間程度です。
③群発頭痛群発性頭痛
明確な発症原因は分かっていませんが首の血管、血流環境の変化、三叉神経痛由来のもので様々な原因があるとされています。
症状の特徴としては目の周囲から頭の前横にかけての激しい頭痛が起こります。
期間としては数週間から数ヶ月発症します。
夜や睡眠中に頭痛がおこることもあり比較的男性に多いとされています。
お酒を多く飲む人やヘビースモーカーに多いとされています。
頭痛について
国際頭痛分類によると大まかな原因だけでも14種類にも分けられます。
また対処法もそれぞれ変わってきます。
誤った対処をした結果、症状が悪化する可能性もある為、注意が必要です。
頭痛は大きく分けると二つに分類されます。
■命の危険がない「一次性頭痛」ほとんどの人がこちらです。
■命の危険がある「二次性頭痛」
「一次性頭痛」は命に危険がないといっても日常生活が困難になる程痛みが強かったり頭痛によって気分が落ち込んだり、頭痛持ちの人にとっては大きな問題です。
「一次性頭痛」にもまたいくつか種類があります。
・緊張性頭痛(最も多い、こりなどの筋肉の緊張が影響)
・三叉神経、自律神経性頭痛
・片頭痛(女性に多い)
・その他
「二次性頭痛」は放っておくと大変なことになります。
・頭をハンマーで殴られたような激しい頭痛。
・手足の麻痺やしびれ、力が入らない、呂律が回らない、意識障害などの症状を伴う頭痛。
・頭痛の強さと頻度が急激に増している頭痛。。
上記の様な症状がある場合は直ぐにかかりつけの病院や神経内科、脳神経外科などでの診察を受けてください。